ウォーターサーバーの普及の歴史

昨今は公共施設や民間の企業、飲食店などの店舗に加えて、一般家庭でも普及しつつあるのがウォーターサーバーです。専用の水ボトルをセットすれば、いつでも24時間冷水や温水を使用できる給水と給湯を兼ねる機器です。



その生まれは1910年代のアメリカの南西部で、当時は水道も通っていない地域が多く、生活水を遠方から多くの労力を掛けて運んでいました。



運んできた水は樽に入っており、それを各家庭は備蓄して生活水に用いたり、渇水に備えていました。
しかし樽に入っている水をそのまま利用することは手間であり、その手間を省いて日常生活でより手軽に水を利用するためにウォーターサーバーは開発されました。



ごく初期の物はフラスコに水が入っており、栓をひねるとそのフラスコから水が流れてくる簡単な作りのものでした。
1930年代に入ると専門の業者も増えるなどして、より広い地域で活用されるようになります。
日本でもウォーターサーバーは戦前から公共施設や富裕層の一部がごく少数使用していましたが、本格的に普及を始めるのは1980年代に入ってからです。
渇水問題もあってミネラルウォーターがブームになると同時に、その天然水などをより身近で手軽に飲むための手段としてウォーターサーバーが注目されるようになり、今のようにレンタル形式のサーバーを扱う業者が増えていきます。

最初は飲食店などの店舗で普及し始め、サーバーの価格が下がるに従って、一般家庭でも浸透するようになり現在に至っています。